2013年8月17日
クタからもウブドからも車で1時間。
バリ島中西部タバナ県、ムングウィにあるタマン・アユン寺院。
バリ島にある数多くの寺院の中で、バリ・ヒンドゥー教の総本山、
ブサキ寺院についで2番目に大きい寺院です。
17世紀に、この地にあったムングウィ王国の鎮護寺として1634年に建立されました。
その後、ムングウィ王国は19世紀に消滅してしまうのですが、
この地の人々は、王国の栄光を誇りにし、廃墟したタマン・アユン寺院を1937年に修復し
今でも大切にしています。
タマン・アユン寺院の本殿の門は閉ざされ中には入れません。
中に入れるのは正装をしたバリ・ヒンドゥー教徒だけです。
見学は本殿の塀に沿って続く遊歩道があり、
塀が低いので中の様子を外から眺めることができます。
見どころは、メルと呼ばれるシュロぶきの『宝塔』が10基整然と並んでいる姿。
メルと呼ばれる多重層の塔が並ぶ姿は神秘的でもあります。
バリ・ヒンドゥー教は、奇数が神聖な数とされていて、
メルは5重・7重・11重の塔と奇数階なのが普通ですが、
珍しい2重の塔があることも有名です。
入口の割れ門
本殿に続く最初の割れ門
この門の扉の中がタマン・アユン寺院の本殿です
夕暮れ時はとても神秘的
バリ島で最も美しい寺院と言われています
タマン・アユン寺院
時間: 8:00~17:30(無休)
入場料: 大人RP15,000 子供RP8,000