2019年12月3日
ウルワツ寺院のケチャ・ダンス
バリ島南部、バトゥン半島の断崖にあるウルワツ寺院は、
インド洋を見下ろす雄大な景色が素晴らしく、
寺院の敷地内にある野外ステージでサンセットを見ながら
ケチャ・ダンスが楽しめます。
ウルワツ寺院のケチャ・ダンスはバリ舞踊のなかでも大人気。
ほぼ毎日、場外席、立見席まであわせても入りきらず、
鑑賞できない人もいるほどです。
ケチャ・ダンスは毎日18:00~19:00までの1時間公演。
ケチャ・ダンスとは。。。
インドの神話のラーマーヤナをベースにした舞踊劇です。
数百名の男性の合唱「チャ、チャ、チャ」という
猿の鳴き声を真似たリズムが心地良く、
沈みゆく夕日のなかでの舞踊は幻想的です。
ケチャ・ダンスが現在の形にになったのは比較的最近で、
ドイツ人画家ヴァルター・シュピースがバリ島の伝統舞踊を
改革し、ラーマーヤナを題材とする舞踊劇になりました。
物語は。。。
悪の魔王ラワナに誘拐された王妃シータを、
アヨデイア王国の王子ラーマが救出するというもの。
物語性豊かで、ラーマの猿の将軍ハヌマーン(猿の神様)と
ともに善の将軍を率いラワナに決戦を挑むシーンは見ものです。
ダンスもバリ島の伝統的なきらびやかな衣装も見応えあり。
幻想的な世界にどんどん引き込まれていきます。
野外ステージから見えるインド洋に沈む夕陽。
猿の将軍(猿の神様)ハヌマーン登場。
近くにいた観客はハヌマーンと一緒に写真撮影!
猿の神様ハヌマーンは観客を楽しませてくれる人気者。
ハヌマーンから目が離せなくなる。。。笑
幻想的な声のガムランのなか繰り広げられる神話の物語。
ファイヤーダンス
たいまつの炎がケチャ・ダンスを照らし出し、
エキゾチックな雰囲気に。
炎の中をハヌマーンが走り回って脱走するシーンでは。。。
観客にも炎の熱が伝わり、臨場感をたっぷり味わうことができます。
ダンスの妖艶さ、笑いを誘うシーンもありながら
幻想的な世界に引き込まれていくケチャ・ダンス。
1時間の公演はあっという間です。
ご家族やカップル、団体旅行、一人旅。。。
どんな方でも楽しめるウルワツ寺院ケチャ・ダンス。
絶景のインド洋&サンセットをバックにお楽しみいただけます。
バリライフおすすめのケチャ・ダンス鑑賞。
車チャーターで行くのがおすすめです。