2019年11月26日
バリ島中部にある世界遺産のタマン・アユン寺院。
タマン・アユン寺院(Pura Taman Ayun)は、
インドネシアのバリ州の文化的景観として
2016年6月にユネスコの世界遺産に登録されました。
同時に、バトゥール湖、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院、
ペクリサン川流域にある棚田の景観、バウカル山保護区にある
ジャティルイの棚田の景観も世界遺産に登録。
タマン・アユン寺院は1634年に建立。
この地を治めていたムングウィ王国の国寺として建てられ、
敷地が二重の水路で囲まれているタマン・アユン寺院。
この水路は昔から周囲地域の水田を潤してきました。
豊かな水資源と庭園のような美しい寺院です。
南国の木々が生い茂りきれいに手入れされた芝生、
噴水もあり美しい庭園のようです。
割れ門(左右対称の門)をくぐると邪悪なものが浄化され、
清らかになると言われています。
藁葺きの集会場
お祭りに使われるバロンが置かれています。
バリ島の獅子舞はバロン(Barong)
バロンはあらゆる災害を防ぐと言われています。
バロンの顔や背中の装飾(写真:上)は、
米・豆・とうもろこしなどを乾燥させた穀物で作られています。
背中の装飾も素晴らしい。
聖域へと続く美しい門
この扉は重要な儀式の間だけ開かれます。
聖域の敷地は立ち入り禁止です。門の左手から進む道があり、
水路の外側を一周することで中の様子を見学できます。
見どころのメル(塔)が見えてきました。
最大の見どころ!!
荘厳な10基のメルが一望できます。
メルは聖山「アグン山」を模しています。
美しい石像は細部の表情などしっかり残っていて
見応えあります。
メル(塔)は一番高いもので11層。
通常は3~11の奇数層になっており、これらのメル全体が
バリ・ヒンドゥー教の聖山「アグン山」を模していると
言われています。
10基のメルは荘厳な雰囲気を漂わせながら、
敷地の中にひしめき合うように建っています。
周辺地域の水田を潤している水路。
昔の祭事の様子が写真で展示されています。
同じ敷地内にはギャラリーなどもあり、
タマン・アユン寺院の魅力をより一層感じることができます。
「見どころ沢山!!」のタマン・アユン寺院。
タマン・アユン寺院は地元では恋愛の神様と信じられ、
カップルで訪れると絆が深まると言われており、
縁結びの祈願にもおすすめです!
自分のペースでじっくり観光したい方は、
車チャーターがおすすめ!!
Pura Taman Ayun
住所:Jl,Ayodya NO.10 Mengwi, Kabupaten Badung, Bali 80351
営業時間:8:00~18:00
入場料:大人Rp20,000 子供Rp10,000